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読み始め 2020128

読み終り 2020年2月5日

 
江戸後期の蝦夷地探検家として知られる近藤重蔵の若き日、火盗改(火付盗賊改方)の与力としての活躍を描いた本。

① 吉岡佐市の面目・・・火つけ盗賊改め、水戸黄門や大岡越前を見ているようでなつかしい。
② 吹上繚乱・・・ 将軍の上覧相撲、鬼ヶ獄がかっこいい。
③ じぶくり伝兵衛・・・じぶくるとは、下世話に屁理屈をこねたり、グズグズ文句を言ったりすることを指す。藤吉と弥七の心がうつくしい。
④ 火札小僧・・・林子平の海防論と火付小僧との関係。
⑤ 星買六助・・・神田明神での勧進角力。藩のお抱え力士について知識が増えた。

この本、おもしろい。 ★★★★★5つ星